校長挨拶

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 本校は、昭和23年に北海道網走高等学校常呂分校(定時制課程普通科1クラス)として産声を上げて以来、これまでに3,403名の卒業生を送り出し、地域にはなくてはならない「知の拠点」として歩み続けており、令和10年には創立80周年を迎えます。

 令和8年度、本校は「新しい風を力に。常呂高校の未来を創る」という新たなスローガンを掲 げました。教職員の新鮮な視点と柔軟な発想を「新しい風」として捉え、生徒・保護者・地域の皆様と心を一つにする「One Team」の精神で、常呂高校の新たな航海を進めて参ります。

 私たちが目指すのは、生徒一人ひとりが「未来を生き抜く力」を身に付けることです。そのために、「自主性」「絆(One Team)」「挑戦と改善(PDCA)」を教育の柱とし、以下のステップで教育活動を深化させています。

「土台」と「基礎」の徹底
 基本的な生活習慣(挨拶・マナー・時間厳守)の確立を土台とし、ICTを活用した「個別最適な学び」により、確かな基礎学力の定着を図ります。

「発展」としての探究
 地域実習(トコロ・フロンティア)や、総合的な探究の時間(Tokoro Project)、本校ならではの科目「カーリングのまち」等を通じ、自ら課題を見つけ、試行錯誤しながら解決へ向かう姿勢を養います。

「チーム対応」による支援
 担任という「点」ではなく、全教職員という「面」で生徒を見守る体制を構築し、多様な背景を持つ生徒一人ひとりに寄り添った支援を行います。

 本校の活動は多岐にわたります。部活動では陸上競技での全国・全道レベルの活躍、生徒主体のバドミントン同好会の設立など、生徒の「自主性」が随所に輝いています。また、地元行事でのボランティア活動や、ワッカ原生花園での清掃活動など、地域と協働した学びも大きな特色です。

 現在、私たちは「15名以上の入学生確保」および「常呂中学校からの進学率5割」という具体的な目標を掲げています。地域に選ばれ、在籍することを誇りに思える学校づくりを、戦略的に推進してまいります。

 ICTの活用による「学びの最大化」と「教職員の働き方改革」を両立させ、持続可能な教育環境の中で、地域の元気の源となる学校を目指して参ります。

 保護者、地域の皆様におかれましては、本校の「新しい風」を共に創り上げるパートナーとして、変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

令和8年(2026年)4月  北海道常呂高等学校長 森 山  忍